2024年11月8日。松本人志さんが、自身の性加害報道をした週刊文春を相手にした訴訟を取り下げました。
訴えの内容は、週刊文春側に対して約5億5000万円の損害賠償と記事の取り下げでした。
松本人志、週刊文春、双方のコメントの発表をもって訴訟は幕引きとなりました。
松本人志が発表したコメント
松本人志さんのコメントです。
これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。
そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました。
松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。
尚、相手方との間において、金銭の授受は一切ありませんし、それ以外の方々との間においても同様です。この間の一連の出来事により、長年支えていただいたファンの皆様、関係者の皆様、多くの後輩芸人の皆さんに多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。
どうか今後とも応援して下さいますよう、よろしくお願いいたします。
Xから引用：松本人志 @matsu_bouzu
松本人志さんは、女性に対する性的行為の強制性を示す物的証拠はなかった、としつつも、相手に対して、不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。と謝罪の意を示しました。
週刊文春のコメント
「本日お知らせした訴訟に関しましては、原告代理人から、心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、被告として取下げに同意することにしました。なお、この取下げに際して、金銭の授受等が一切なかったことは、お知らせのとおりです」（週刊文春編集長 竹田聖）
引用元：文春オンライン
松本人志の復帰はいつ？できる？できない？難しい？
記事執筆者の見解です。
松本人志さんの復帰に関して色々な意見がありますが、
結局、スポンサーがどう判断するかになります。
松本人志さんが発表したコメントは玉虫色で、詳細を説明していない状態です。
真実は当人にしか分からないですが、明らかな事実から推測できることがあります。
まず「女性らが参加する会合に出席していました」と、被害女性と合っていたことは認めています。
次に「強制性の有無を直接に示す物的証拠はない」としつつも「参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。」と謝罪をしています。
性的行為自体がなかったとは言っていません。
となると「性的行為はあったが、合意があったか否か」が争点だったと推測されます。
また、性的行為があったならば、松本人志さんは「不倫」をしていたことになります。
昨今は芸能人の不倫に対する目は厳しく、活動自粛の対象になっています。
性的行為の有無、
行為があったとしての合意の有無、
不倫、
この3点に対して詳細な説明がなくグレーな状態となっています。
このままでは、テレビ番組への復帰は難しいのではないでしょうか。
イメージが悪く、スポンサーが嫌がると思います。
テレビの広告効果はネットに比べて低い、と言われている昨今です。
イメージが悪くなった松本人志さんが出演する番組に、わざわざ広告料を支払う理由はありません。
松本人志が復帰するならまずはどの番組？いつ？
テレビ復帰は難しいとの見解を述べましたが、
もし松本人志さんがテレビ復帰するならどの番組でいつなのか、
記事執筆者が予想してみました。恐縮ですが、ご覧ください。
①M-1グランプリ
ABCテレビによると「M-1グランプリ」での審査委員としての復帰は完全に白紙状態とのことです。
復帰に向けての是非はこれから話し合われると思われます。
話題性という意味でも「M-1グランプリ」での復帰がいいのではないか、という意見は多数見受けられます。
スポンサー的にも、話題性があるので歓迎するかもしれません。
②探偵ナイトスクープ
関西ローカルの「探偵ナイトスクープ」は復帰しやすいと思います。
関西人は松本さんを応援する人多そうです。
関西以外の他局は番組を放送するしないで判断するのみですし、
キー局での全国放送より復帰のハードルは低いと思われます。
③ダウンタウンのガキの使いやあらへんで
先ずは長寿番組であり冠番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」で復帰すべき！
との意見もありそうです。
④水曜日のダウンタウン
過激な内容でおなじみの「水ダウ」。
タブーが少なそうなこの番組なら、復帰しやすいかも。
結論。M-1グランプリで復帰するなら2024年の年末になります。
それ以外の番組で復帰するなら「探偵ナイトスクープ」が比較的復帰しやすい番組になると考察しました。
いずれにしても、スポンサー次第となります。
松本人志のコメントや復帰に対する有識者や世間の声
松本人志さんのコメント発表後に対する様々な意見を拝見し、まとめてみました。
松本人志さんに否定的な人の意見 まとめ
「松本人志さんの完全敗北」との意見が多かったです。
「物的証拠がない」ことは週刊文春側も最初から分かった上で報道しています。
密室で事が行われていますので、録音や録画で証拠を残すことは難しいのは当然であり、
そこが重要なポイントではありません。
「事実無根なので闘いまーす。」と松本人志さんは自身のX（旧Twitter）で述べています。
しかし、会合に出席したことは認め、詳細について何の説明もありません。
そして、非が無ければ謝罪をする必要がないはずなのに謝罪をしている。
これでは性的行為自体はあったと思われても仕方がありません。
よって、少なくとも「不倫」には該当するのではとの意見が多数見受けられました。
次に、週刊文春に対する多額の損害賠償請求は、
日本の裁判だと現実として取れないのでともかくとして、
週刊文春側に記事の取り下げをさせることができなかった点は、
完全に松本人志さん側の敗北と言えます。
告発者への謝罪、
記事の取り下げ不可、
松本さん側からの裁判の取り下げ、
これらから「松本人志さんの完全敗北」との見解を述べる人が多かったです。
世間の非難的な声ですが、「もう笑えない」「テレビで見たくない」「スッキリしない終わり方」「そもそも何がとうとう出たんだ？」「小沢どーすんだよ！」といったコメントが見られました。
松本人志さんを擁護する人の意見
「物的証拠がないので性犯罪の有無は立証できない。よって推定無罪」
との意見を根底に松本さんを擁護しています。
次に、裁判が長引き、芸能界復帰をこれ以上遅らせたくなかったのでは？との意見がありました。
一方で、裁判が長くなるのは織り込み済みではなかったのか？と揶揄する意見もあります。
松本人志さんのファンと思われる方々からは、「お疲れさまでした」「おかえりなさい」「またテレビで見たいです」といったコメントが見られました。
まとめ
記事執筆者の見解ですが、松本さんには最後までちゃんと戦ってほしかったです。スッキリしない終わり方で、今後の芸能活動にも悪い影響しかないと思いました。
もし、地上波テレビでの復帰がかなわないなら、主戦場をネットに移行したらどうでしょうか。
松本さんのコアなファンは支えてくれると思いますよ。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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